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ウズベキスタンでは小学校と中学校の区別がなく、7歳から9年間同じ学校で授業を受けます。その後、大学受験を目指す生徒は普通教育学校、就職を目指す生徒は専門職業学校へ入学し3年間勉強します。この2つはいずれも日本で言う高校にあたり、7歳から18歳までの12年間が義務教育です。
学校給食はなく、カフェテリアで子ども達が好きなものを買って食べます。もちろんお弁当を持参する子もいます。ウズベキスタンも日本と同じで、児童が毎日自分たちで教室を掃除します。
ウズベキスタンではパンや麺、羊肉、野菜を使った料理をよく食べます。例えば「グラマン」は羊肉のスープに大根、ピーマン玉ねぎなどの野菜ときしめんのような平たい麺が入った麺料理です。
お米を使った「プロフ」という料理もあります。刻んだ肉や野菜を炒めて、お米を加えて煮たウズベキスタンの伝統料理で、 ピラフと似ています。家庭料理でもありますが、お客さんをおもてなすときにも出します。
ウズベキスタンの公用語はウズベク語です。しかし、1991年のソ連崩壊以前はウズベク語と共にロシア語も公用語であったため今でもロシア語を話す人も多く、実際首都ケシュケントでは人口の約半分がロシア語話者です。大学の講義や公式な場のアナウンスはウズベク語とロシア語両方で行われることが多いです。また、ウズベク語やロシア語以外にも少数民族の言語が10言語ほどあり、初対面の人と話すとき、相手が何語話者か分からない場合はロシア語を使用する人が多いです。
南アフリカの学校は1月に始まり、年に4回の長期休暇があります。4月のイースター休暇(約1週間)、6月の冬休み(約3週間)、9月の春休み(約10日)、12月の夏休み(約1カ月)です。南半球なので、季節が日本と反対になります。日本の教育システムと異なり、南アフリカには中学校がありません。小学校で7年間学んだ後、高校で5年間学習します。義務教育は高校2年生までの9年間です。
南アフリカと言えばビルトンです。ビルトンとは、味付けされた肉を乾燥させたジャーキーのようなものですが、ジャーキーより風味が強いのが特徴です。味付けには、酢、砂糖、唐辛子、塩などが使われることが多いです。
南アフリカの人々にとって家族や友人と食事をすることはとても大切で、休みの日は家族と一緒に過ごすことが多いです。地元のワインを飲みながら、庭でブラーイという南アフリカ式のバーベキューや、チャカラカという豆や野菜をトマトで煮込んだスープを楽しみます。
豆知識💡:南アフリカはマカダミアナッツの世界最大の輸出国です。
多くの民族が共存する南アフリカですが、1994年までは公用語はアフリカーンス語と英語の2言語でした。しかし1994年に制定された多様性を尊重した憲法によって、新たに9の言語が加わり、11の言語が公用語となりました。国家の歌詞には5つの言語(コサ語・ズールー語・ソト語・アフリカーンス語・英語)が使われています。
学校の授業は、州や学校によって異なりますが、その州でよく話されている言葉か英語のどちらで授業を受けるか選ぶことができたり、低学年は地元の言葉で授業を受けて、中学年以降は英語で授業が行われる学校もあります。学校では英語を含めて最低2つの言語を学ぶので、国民のほとんどが2~3の言葉を話すことができます。
日本とデンマークの学校には違いがたくさんあります。中でも一番大きな違いは、デンマークでは幼稚園から大学まで無料で通えるという点です。ただし、教科書は自分たちで購入しなければいけません。学校の授業はすべて母国語であるデンマーク語で行われます。英語は小学校1年生から正式な教科として習う一方、音楽の授業があるのは小学校6年生までです。小学校では児童の成績を付けることはしません。成績がつくのは中学校に入ってからです。その他にも給食、制服、掃除の時間、部活、上履き、休暇中の宿題がないなどの違いがあります。
デンマークの世界的に有名な食べ物と言えば、「デニッシュ・ペストリー*」というデニッシュ生地にフルーツやクリームなどをのせたパンです。本当はオーストリア発祥のパンですが、デンマークに渡ってから世界中に知られるようになったのでデニッシュ・ペストリー(=デンマークのパン)と呼ばれるようになりました。普段の食事は、朝食と昼食はトッピングをのせたライ麦パン、夕食にはポテトを食べます。ポテトはおかずではなく、日本のお米のように主食として食べます。
デンマークの公用語はデンマーク語で、英語は公用語ではありません。しかし、国民全体の英語力が非常に高い国として知られています。そこには、小さな国ならではの理由があります。
一つ目は、デンマークでは、子どもの頃から英語の歌を聞いたり口ずさんだりする機会が多いことです。デンマーク人歌手の多くが海外の人にも歌を聞いてもらえるよう英語で作詞をします。
二つ目は、映画やテレビ番組の多くがアメリカから輸入されていて、英語のまま放送されていることです。デンマークでは児童向けの番組以外はめったに吹き替えをしません。元の言語に字幕を付けるだけです。デンマークのテレビ局で制作されたデンマーク語の番組もありますが、海外で作られた番組の方が面白いので人気です。
歌やテレビ、映画など、日常の中で楽しみながら英語に触れる機会の多さが、デンマーク人の英語力の高さの理由です。
フィリピンの学校には給食がありません。その代わり学校に食堂やカフェテリアがあり、子どもたちは好きなものを買って食べます。もちろん、家からお弁当を持ってくる子もいます。日本と違って、お昼に何を食べるか、どんなものをお弁当に入れてくるかは自由です。
授業は国語(フィリピン語)の授業以外は、すべて英語で行われます。学校は6月に始まり、翌年の3月までで、4月と5月が夏休みです。夏休み中の宿題はありません。
フィリピン料理と言えば、「アドボ」です。豚肉や鶏肉を醤油、酢、ニンニク、お好みで砂糖を混ぜたソースで煮込み、黒胡椒を振りかけるフィリピンの伝統料理のひとつです。もうひとつは「レチョン」。レチョンとは「丸焼き」という意味で、内臓を取り除いた豚を丸ごと1本、味付けして炭火でじっくりと焼き上げる料理です。クリスマスやお祝い事などの特別な日には欠かせない料理で、フィリピンの人々はみんなこれが大好きです。
フィリピンでは、フィリピン語(=タガログ語)と英語が公用語です。学校の授業が英語で行われるということもあり、人口の92.6%が英語を話せます。フィリピンの人口は約1億人ですが、英語を話す人口は世界第3位です。多くのテレビ番組がタガログ語と英語の両方で放送されています。日常会話ではフィリピン語(タガログ語)で話すのが一般的ですが、学校や職場によっては、生徒や従業員が敷地内で英語しか使わないように定めているところもあります。
*2017年世界の英語人口内訳
1位アメリカ、2位インド 3位フィリピン 4位ナイジェリア